環境アセスメント部会
第35回 環境アセスメント動物調査手法 講演会
日本環境動物昆虫学会生物保護とアセスメント手法研究部会では、 1991 年から環境アセスメントや野外調査に従事されている技術者・研究者の方々を対象に、昆虫、野鳥、その他の動物の調査手法やデータ解析法を解説しています。調査技術の一層の向上と野生生物の保全を目指し、毎年講演会を開催しており、今年度で 35回目を迎えます
今年度は、オンラインと対面のハイブリット形式とし、3 件の話題提供と致しました。今回もできる限り最新の情報を踏まえた内容となるよう、企画いたしました。環境アセスメントや野外調査に従事されている方々にとって、有益な内容となっております。日本環境動物昆虫学会の会員の皆様だけでなく、非会員の皆様にもぜひ奮ってご参加頂けますよう、よろしくお願い申し上げます。
開催概要
- 主 催:一般社団法人 日本環境動物昆虫学会
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日 時:2026 年 7 月 26 日(日)13:30~16:50
※12:00までは入場できません -
会 場:
大阪公立大学 I-siteなんば
(大阪市浪速区敷津東2-8-1 南海なんば第一ビル)
全館 飲食禁止の徹底(ペットボトル可、蓋つきのカップのコーヒー不可) -
開催方法:
現地会場ならびにオンライン(Zoom)によるハイブリット開催を予定しております。
オンラインの受講を希望された参加者様には、Zoom ID とPW をメールにてお送りいたします。
企画運営:生物保護とアセスメント手法研究部会
上田昇平(部会長) 、今井健介、加藤敦史、江田慧子、千々岩哲、中上喜史、林 成多、
平井規央、松野茂富、八尋克郎、渡辺黎也
プログラム
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13:35~14:35
1.日本産ゲンゴロウ科幼虫の絵解き検索
渡部晃平(石川県ふれあい昆虫館)
ゲンゴロウ科は水中生活に特化した形態を有する水生甲虫で、日本産種の約 4 割が環境省版レッドリストに掲 載されている。本講演では、形態的特徴が明らかになっている日本産種の幼虫の絵解き検索を紹介する。 -
14:40~15:40
2.落葉広葉樹林帯に生息するイヌワシの採餌環境、餌利用、および繫殖活動の調査と調査結果を踏まえた保全策の確立
布野隆之(兵庫県立大学大学院)
ブナ林は、日本の代表的な落葉広葉樹林です。ブナ林では、初春に一斉展葉がおこります。本講演では、ブナ の一斉展葉が、イヌワシの採餌行動、餌利用、および繁殖活動に与える影響と、それらの影響を考慮した本種 の保全策を紹介します。 -
15:45~16:45
3.休耕田ビオトープを活用した水生昆虫類の保全策
渡辺黎也(倉敷芸術科学大学)
水田環境に生息する水生昆虫類は、生息地の劣化・減少により多くの種が減少傾向にある。 それらの保全手法として、休耕田ビオトープ(湿地化した耕作放棄田・休耕田)の管理手法と立地条件に焦点 を当てて解説する。
参加費
- 会員:3,000円 (個人会員、法人会員(維持・賛助)の企業及び団体に所属されている方)
- 非会員:4,000円
- 学生:2,000円
振込先:
三菱UFJ銀行 信濃橋支店
日本環境動物昆虫学会(普通)0264018
申込方法
参加費をお振込みのうえ、件名を 「環境アセスメント講演会申し込み」 とし、以下①~④を記載して kandoukon@outlook.jp までメールでお申し込みください。
- 氏名
- 所属・住所・メールアドレス・電話番号
- 会員種別(正・賛助・維持・学生・非会員)
- 参加方法(対面/オンライン)
※受付完了メールを1週間以内にお送りします。届かない場合は再送信してください。
過去情報
テキストのバックナンバーを有償頒布しております。
本部会で活用致しましたテキストのバックナンバーを有償配布しております。
購入は、学会事務局までご連絡ください。
第34回(2025年)
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日本産アリヅカムシ(コウチュウ目ハネカクシ科)の生態・調査法・分類同定
野村 周平(国立科学博物館) -
チョウの撮影画像からの雌雄判別について
小田 康弘(日本チョウ類保全協会) -
紀伊半島におけるヤンバルトサカヤスデの侵入地の調査からみえてきたもの
澤畠 拓夫(近畿大学農学部)
第33回(2024年)
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自然共生サイトの概要と事例について
環境省 自然環境局 担当官 -
オオバナミズキンバイについて
中井 克樹(琵琶湖博物館) -
果樹におけるクビアカツヤカミキリの防除対策
弘岡 拓人(和歌山県果樹試験場 かき・もも研究所) -
チョウ類の減少要因と保全の取り組み
平井 規央(大阪公立大学)
第32回(2023年)
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水生昆虫の絵解き検索
三田村 敏正(福島県農業試験場) -
AI時代の環境調査と技術者の役割:最新の鳥類調査技術とグリーンインフラ・NbSへの対応
上野 裕介(石川県立大学) -
大阪府河内長野市での巣箱を用いたフクロウの保全活動と繁殖生態調査
村濱 史郎(日本バードレスキュー協会)
第32回(2023年)
1. 水生昆虫の絵解き検索 三田村敏正(福島県農業試験場)
2. AI時代の環境調査と技術者の役割
上野裕介(石川県立大学)
3. 河内長野市での巣箱を用いたフクロウの保全活動と繁殖生態調査
村濱史郎(日本バードレスキュー協会)
第31回(2022年)
1. 特定外来生物クリハラリスの現状と対策
安田雅俊(森林総合研究所)
2. 日本産ヒメハナノミ族の絵解き検索
鶴智之(鳥取県立博物館)
3. クモの巣の多様性
馬場友希(農研機構)
第30回(2020年)
新型コロナウイルス感染症の影響により開催中止
第29回(2019年)
1. 絵解き検索 シリアゲムシ目の種までの解説
中村剛之(弘前大学)
2. 大阪湾の海岸生物について
有山啓之(大阪市立自然史博物館)
3. ダムの水生生物への影響
谷田一三(大阪府立大学名誉教授)
4. グリーンインフラとしての生態系の保全・再生と活用
鎌田麿人(徳島大学大学院)
第28回(2018年)
1. 河川水生昆虫の分子生態 関根一希(立正大学)
2. キクイムシ類の絵解き検索 後藤秀章(森林総合研究所)
3. 3Dプリンターによるほ乳類標本の活用
森健人(国立科学博物館)
4. 海岸性昆虫の調査法
林成多(ホシザキグリーン財団)
第27回(2017年)
1. ドローンを使った環境調査
藤本卓矢(株式会社コンパス)
2. アリの生態と調査法
上田昇平(大阪府立大学大学院)
3. ベニボタル科の絵解き検索
松田潔
4. カシノナガキクイムシの被害と調査法
上田明良(森林総合研究所)
第26回(2016年)
1. 環境DNA 源利文(神戸大学大学院)
2. カメの生態と調査法 矢部隆(愛知学泉大学)
3. 風力発電のアセスメント
日下崇(環境省 総合環境審査室)
4. カスミカメムシ類の絵解き検索
中谷至伸(農研機構)
第25回(2015年)
1. イタセンパラの生態と保護
上原一彦(大阪府立環境農林水産総合研究所)
2. 日本産ヒロバカゲロウ科の絵解き検索
松野茂富(和歌山県立自然史博物館)
3. データロガーによる動物調査
依田憲(名古屋大学大学院)
4. 外来種対策の最近の動向
立田理一郎(環境省)
第24回(2014年)
1. 生物調査の計画とデザイン
高倉耕一(滋賀県立大学)
2. キジラミ類の絵解き検索
宮武頼夫 ほか
3. ニホンジカ管理の課題と方策
坂田宏志(兵庫県立大学)
4. 改正環境影響評価法の概要
上杉哲郎(環境省)
第23回(2013年)
1. 淀川の自然再生 竹門康弘・村上興正
2. 両生類の分類と調査法 松井正文
3. ユスリカの絵解き検索 山本優
4. 風力発電とバードストライク 島田泰夫
第22回(2012年)
1. ハネカクシ類の絵解き検索 林靖彦
2. コウモリ類の生態と調査方法 山本輝正
3. 市民モニタリング調査の意義 高川晋一
4. 目視による猛禽類調査 今森達也
第21回(2011年)
1. 昆虫類の分布拡大 加藤敦史
2. 日本産ハナノミダマシの絵解き検索 初宿成彦
3. 水生昆虫のビオトープづくり 市川憲平
4. 有害鳥獣管理の実際 山田文雄
第20回(2010年)
1. オオサンショウウオの調査法と保護 田口勇輝
2. 日本産カメムシ類の絵解き検索 長島聖大 ほか
3. ホタル類の調査法と保護 大場信義
4. 侵入生物による生物多様性への影響 五箇公一
第19回(2009年)
1. ニッポンバラタナゴの保護 加納義彦
2. ミギワバエ科の絵解き検索 大石久志
3. ヒヌマイトトンボ調査法 渡辺守
4. トキの野生復帰プロジェクト 岩浅有記
第18回(2008年)
1. 越冬・越夏昆虫の調査法 桜谷保之
2. 爬虫類の分類と調査法 疋田努
3. コメツキムシの絵解き検索 大平仁夫
4. 生物多様性条約COP10への取組 渡辺綱男
第17回(2007年)
1. バッタ・キリギリス・コオロギ大図鑑の成果 市川顕彦
2. 小型サンショウウオの活動性調査法 佐藤孝則
3. ゾウムシ類の絵解き検索 吉武啓
4. 野生化アライグマの対策 金田正人
第16回(2006年)
1. ハバチ類の絵解き検索 内藤親彦・吉田浩史
2. コウノトリ再導入の調査手法 大迫義人
3. 照葉樹林の孤立化と生物攪乱 前迫ゆり
4. カヤネズミの生活史と調査 畠佐代子